2023年4月6日赤門

赤門について詳しくはこちら(飯田市文化財保護情報サイト)

 飯田合同庁舎の敷地には、260年余り前に建てられた赤門と呼ばれる旧飯田城の城門が残されています。
 市の有形文化財に指定されている赤門は、通常保存のため閉められていますが、桜が咲くこの時期、隣接する追手町小学校の入学式に合わせ開門式が行われます。

 江戸時代中期に建てられた赤門は、旧飯田城で唯一残っている建物で飯田城の桜丸の正門で、弁柄で赤く塗られていることから、赤門と呼ばれています。
赤門は、大名に嫁いだ将軍徳川家の娘の敬称である「御守殿(ごしゅでん)」のために許された特別な門で、火事などで焼失しても建て替えが許されていません。そのため、全国でもほとんど残っていません。

 寺社の赤塗りの門は除き、城門に限れば飯田城の赤門の他には、東大の赤門(旧加賀藩主前田家上屋敷御守殿門)、和歌山城追廻門や名古屋城の三の丸清水口の赤門(泰岳寺に移築)などが知られています。

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